個人輸入代行で注文できる数量は?
なんであれ、まとめて買った方が安いものだったりします。ペットボトルだってどう見ても2リットルのものの方が量が多いのに、500ミリとろくに値段が違わなかったりするものですからね。特に常飲する薬を個人輸入するときなどは、為替の影響もあり代行業者などを使って安いときにまとめて買ってしまいたくなるもの。
しかし、個人にしろ代行にしろ、輸入で薬を注文できる数量には限度があるんです。例えば目薬や湿布などの場合は24箱まで。また、バイアグラなど本来日本で購入する場合には医師の処方箋が必要な薬などの場合は一ヶ月分=30日分までと決められています。
ではこの30日分という規定、どうやって量るのでしょうか?たまに抽選などで「洗剤1年分!」なんてのを見かけますが、もちろんこのように曖昧な基準では定められていません。バイアグラを例にとってみましょう。バイアグラの場合、一回の服用から24時間以上の間隔を開けなければなりません。つまり1日です。ですからバイアグラ1ヶ月分=30粒、ということになるんですね。
なぜこのような規定が設けられているのかというと、転売阻止のためです。外国から輸入した医薬品を転売することは固く禁じられているので、あまり大量に購入すると商売目的と見なされてしまうことがあるからなんですね。また、発注者本人以外の使用も禁じられています。「友達の分もまとめて頼んでおくか」なんてこともダメ、というわけですね。個人輸入代行業者を使うときには、一回で発注できる量を把握しておくことも大切なことなんです。